MDR-1000X
9月後半に今冬comfort35で行こうと言う話をしたばかりなのですが、
SONYさんからh.ear最強ヘッドフォンと謳われるヘッドフォンの発売が告知されました。
それがMDR-1000Xです。キャッチコピーの内容からcomfort35より良さげな印象....。
というわけで、10/29に某所に行って買ってきました。(笑
定価45000円。やはり、手軽には手が出せない価格帯です。
満足感があるヘッドフォンなのか、疑心暗鬼のまま某所まで向かいました。
最初、Yデンキさんに偵察。ヘッドフォン展示コーナーにいってみたら
見つけられませんでした。まあ、家電量販店の情報収集能力とか
販売戦略なんて地元のYデンキの品揃えとかみれば嫌ってほどわかります。
こんなもんかって苦笑するレベル。
売ってないのかな?と思ってましたがさすが都心のYデンキさん。ディスプレイしてました。
まあ、SONYさんもかなり力入れているようで、売ってないなら失笑レベルですが。
値段は税抜39880円で11%ポイント還元(38000円後半ぐらい)
税抜きで11%て結構値引いてるようにみえるけどただの3%還元なんだよね(^_^;)
収集情報は43000円だったので、ポイントつけばそれより安かったので店員さんに
ポイントつくか聞いてからここで買う方向で。なんと好評で売り切れ出そうで。
その日に手に入らないと意味ないので、Bカメラさんへ速攻。
こちらも売ってました。こちらも税抜39880円(43070円)ポイントつくか不明ですが、
たぶんついているのでしょう。
店員さんから提案が!500円の当社オーディオ雑誌に3000円割引チケットがついており、
雑誌を購入すれば差引き2500円割引できますと。
ポイントつくか分からないが、支払い的にも40000円ちょっとで済みます。
で今度はあらかじめ在庫確認。
「好評でして非常に在庫が少ない状況でして。確認してきます。」
結構、売れてるみたいですね。それか販売戦略か、入ってくる入荷数が少ないのか。
もう少し聞いてみたら、予約もかなりあって売れる数もわずかとも聞けました。
在庫確認できたそうで40000円ちょっとで購入!
Bluetoothヘッドフォンのこの価格帯の物が結構売れているのに驚きました。
かなり高価なヘッドフォンなのに!。3年前辺りからか、
ハイレゾプレイヤー、iPhone7が拍車をかけたようで、
Bluetoothの認知度は上がってきてるみたいですね。
筆者、携帯(ガラケ)が出回った時期からbluetoothの魅力を知っていて、
ずっとBluetoothですがその頃から比べると最近人気が出てきたんだなぁと
関心しています。
では非常に長くなりましたが、各種の説明と使用感。
装着感:
結構構造がしっかりしているのか、圧迫があります。使い込みで
そのうちちょうど良くなるのでしょうが、現在は耳周りが痛くなるほどです。
少し余裕めに装着した方が良いです。
外観:
どうしてもcomfort35あたりと比べてしまうことになってしまうのですが、
Comfort35がプラスティック感なのに対し、アルミや艶有りのプラスティック、
ドライバー外装はラバー状で値段なりの質感はあると思います。
安っぽくみえるプラスティックでは全然ないです。
機能
LDAC:ワイヤレスでもハイレゾ相当で楽しめる高音質コーデック。
ハイレゾの様な音情報の多いデータをなるべく転送延滞なしにヘッドフォンに
送るには高度な転送技術や音質圧縮技術が必要になります。
DSEE HX:CD音源やMP3などの圧縮音源を、ハイレゾ相当にアップスケーリング。
現在のアップスケーリング技術と言うのは、低解像度→高解像度にする際に、
開いた隙間を補正技術で擬似的に増長する技術を言いますね。
■■■■→■◇■◇■◇■(◇の部分を機械が判断して適切なデータで埋める)
本来は圧縮によってぶつ切りされた部分を機械が擬似的に補正することに
よって、本来のデータに近づける技術です。
S-Master HX:アンプ..。
パーソナルNCオプティマイザー:高度なノイズキャンセリング。後述。
クイックアテンション:いわゆるNCオフ機能。右のドライバーをタッチすることで
一時的にマイクで拾った外音を取り入れます。NCの静粛との格差が凄いので、
電車に乗ってる最中にすると結構びっくりします。フェイドイン/アウトを
付けてほしかった...。でもここまでの騒音をシャットアウトしているのか。
とびっくりしますよ。
アンビエントサウンドモード:音楽を楽しみながら周囲の音を取り込む。
電車の中では騒音が鬱陶しすぎて全く使えません。
人と話しながら音楽を聴くことを想定してるっぽい機能ですが、
話してるひとに失礼じゃないですか?(笑
ハウジング部のタッチセンサーコントロールパネル:これが慣れてくると、
結構便利です。ついつい触ってしまいます。電車の中だと、
手の動きに不思議がってる人も居そうですが(笑
音質:さすが、ハイレゾヘッドフォンだけあります。ハイレゾプレイヤー
で聞いたら、文句なくいい音なのでしょうが、DSEE HX だけでもかなり
いい音です。比べるのもあれですがUe9000にだいぶ迫ってる音です。
やはり、筆者にはUe9000の方がわずかながら音質が良く聞こえますが。
高音:綺麗です。ほかのBTヘッドフォンにくらべ同じ音楽でも余韻が聞こえてきます。
素晴らしい。
中音:ほどよく艶やかです。解像度も良好なのではないでしょうか。
若干籠もってる?mp3の所為なのかもしれません。
低音:高音中音にひきづられて、無機質ではないです。弾力があります。
ちょっと控えめですが。自己主張が強いと他の音が聞こえなくなるので、
筆者はこのぐらいが良いです。
音漏れ:結構もれているかもしれません。音量は半分以上上げると、
漏れてる感じです。4.5あたりで止めておくのがベスト。
comfort35と同じくNCが素晴らしいので音量を上げなくても十分です。
NC:とりあえず、今回は機能紹介です。次回のComfort35との違いで、
自分の所感を書こうとおもってます。
ノーマルノイズキャンセリング:h.ear on Wireless NC(MDR-100ABN)は
所持していないので聞き比べられないのですが、何でもさらに性能が良く
なったとか。電車の中だと多少外音が入ってきます。Comfort35は音を
完全に遠ざけてる感覚に対し、自分の周りの音をかき消してる印象を
受けます。
フルオートAIノイズキャンセリング:まず言わせてもらうとSONYさん。
最初の調整音やめてほしい(笑 長い!終わるまで音楽が聞けない!
これが凄いです。正直びっくりします。
ほとんどの音をかき消します。音楽以外の音は聞こえない様な錯覚を受けます。
ただ、センサーで外音を拾っている為、急激な音の変化には対応仕切れません。
なので、電車が通過するときの音や、強い風の音などは入ってきます。
すごく長くなったので、次回、comfort35との比較を書きたいと思います。
お楽しみ!